3万人がアクセスした話題のARG『佐藤さん暇つぶしチャット.exe』がリリース
2026.03.14 09:00

あの予告作品が、ついにリリースされた
2月6日、当サイトで「デスクトップ侵食型チャットホラー」として紹介した『佐藤さん暇つぶしチャット.exe』が、2026年3月13日にSteamにて無料配信を開始した。開発は『雑音系少年少女』で知られるMYUと株式会社ダンクハーツ。
予告時点から注目を集めていた本作が、ついにプレイできる状態になった。

ミナとの会話が、現実の境界を溶かしていく
プレイヤーはPC上のチャットアプリで「ミナ」という少女と会話を始める。学校にも家族にも馴染めず「暇つぶしに付き合って」と語りかけてくる彼女は、"暗躍連合軍団(通称A.R.G)"という秘密結社のせいで日常が退屈になっていると言い、プレイヤーをA.R.G壊滅の"ごっこ遊び"に誘い込む。
謎解きのカギは実在するWebページの外側に散らばっており、家具通販サイト・ニュースサイト・企業HPなど、ブラウザを使って調査を進めていく。チャット内でミナとの関係性を積み重ね、フェーズをクリアするたびに彼女から"ご褒美"が届く設計だ。
プレイ時間は2〜3時間程度。現在Steamにて無料で配信中。
「.exe」が示すもの
タイトルの「.exe」はWindowsの実行ファイルを意味する拡張子だ。ゲームがデスクトップ上で動作し、プレイヤーのブラウザやOSを干渉するかのように展開する演出は、「ゲームの中の出来事」と「現実」の境界をじわじわと曖昧にしていく。
リリース前に実施されていた謎解きキャンペーン「協力型謎解き」もARGらしい仕掛けで、ゲーム本編への期待を高めていた。

新レーベル「双異典」が始動
リリースと同時に、MYU氏は新レーベル「双異典(ソウイテン)」の立ち上げも発表した。
双異典はデジタルゲームとブラウザ探索を掛け合わせた新感覚のインディーゲームレーベルだ。「アプリやゲーム画面の中だけで完結する作品ではなく、デジタルゲームと実在のWebブラウザが相互に作用しあいながら物語が進展する」というコンセプトを掲げており、『佐藤さん暇つぶしチャット.exe』はその第一弾作品に位置づけられている。
レーベル名の「双(ふたつ)」はゲーム画面とブラウザという2つの画面を意味し、「主人公はキミ自身」というメッセージが示す通り、プレイヤーが現実のデバイスを操作しながら物語を紡いでいく体験が今後も続く予定だ。次回作はComing Soonとして公式サイト(souiten.net)に掲載されている。
📋 作品情報
- タイトル:佐藤さん暇つぶしチャット.exe
- クリエイター:MYU、DankHearts
- 公開日:2026-03-13
- 価格:無料